おせち料理の薬膳アレンジレシピって？おせち料理の意味と一緒にご紹介！

2024年12月26日 2024年12月26日

aoi@nekosuki

お正月の定番「おせち料理」！見た目の華やかさや保存性の高さに加え、新年の幸福や繁栄を願う象徴的な意味を持つ日本の伝統料理です。

この伝統的なおせち料理に薬膳の考え方を取り入れることで、美味しさだけでなく体への優しさもプラスできるんです！そんな新しいスタイルのおせち料理が楽しめるよう、今回、おせち料理の薬膳的な意味合いと、簡単に作れる薬膳アレンジレシピをご紹介します。

おせち料理と薬膳的な意味

薬膳とは、東洋医学の理論に基づき、食材の持つ特性や効能を活かして体調を整える食事法です。おせち料理の食材にも薬膳的な視点で見ると、健康をサポートする力が隠れています。

黒豆
「豆」は「まめに働く」ことを意味するそうです。薬膳では黒色の食材は腎を補い、生命力を高めるとされています。
数の子
繁栄や子孫繁栄を願う食材なんです！薬膳的には腎を補い、精力を強化する効果が期待できます。
昆布巻き
「よろこぶ（喜ぶ）」に通じる縁起物で入っているそうですよ。そんな昆布には胃腸を整える効果があります。
栗きんとん
金運を象徴する一品の意味合いもあるんだそうです。栗は脾を補い、消化力を高めると言われています。
なます
紅白の色合いが祝いの席を明るくします。
大根は胃腸を整え、消化を助ける作用があり、食べ過ぎのリセットに最適。人参は血を補い、目や肌を健康に保ち、冷え性を改善。酢は血流を促し、体を活性化します。

腎を補う黒豆に、生姜を加えて体を温める効果をプラス。冷え性の方にもおすすめの一品です。

定番の栗きんとんに、体を温めるシナモンを加えて薬膳効果を高めます。

伝統的ななますに柚子と蜂蜜を加えて、爽やかで健康的な一品に仕上げました。

薬膳的な視点を加えたおせち料理は、見た目の美しさだけでなく、体を内側から整える健康効果も期待できます。新年の始まりを、体に優しい薬膳おせちで迎えてみませんか？

薬膳料理の考え方を日常にも取り入れて、1年を通じて健康で過ごしましょう！