夏至と薬膳の関係とは?陽が極まる季節の体を整える暮らし方

最近本当に、日が長くなりましたね。ここらへんでは、なんだか夜7時過ぎてもも明るいんじゃないかって思えるくらい。

夏至とは、1年で昼が最も長くなる日であり、昼の陽気が極まるタイミングです。

中国医学ではこの時期、過剰な陽気(熱)が体にこもりやすく、「陰陽のバランス」が崩れやすいとされています!今回はそんな夏至についてご紹介していきます!

夏至で気をつけるべき身体の変化について

夏至の時にの体の変化って何かあるの?

実は、夏至の時に気をつけなければいけない体の変化はあるんです!

夏至の時の体の変化

  • 陽盛陰衰:陽が増える一方、陰(体の潤い・クールなエネルギー)が後手に回りがち。
  • 熱疲労のリスク:過度な暑さで眠気・イライラ・心拍の乱れなどが現れやすくなります 。
  • 湿度の影響:梅雨が重なるエリアでは、湿邪による胃腸への負担も懸念されます

薬膳的に乗り切ろう!夏至におすすめの養生法とは

食事で陽を鎮め、陰を守ろう!

夏至の時にオススメ食材はどんなのがあるの?

夏至の時、いわゆる梅雨時期だったり、暑かったりしますよね。そんな時にオススメな食材はいろいろあるので、自分に合ったものを食べましょう!

  • 緑豆・ハトムギ・きゅうり・冬瓜・トマト・スイカ:体を冷まし、水分代謝を助ける薬膳食材
  • ミント・菊花茶:火の熱を鎮めるハーブティーとして◎ 。
  • 酸味=陳皮(みかん皮)、杏仁(梅など):汗で失われがちな酸味で津液(潤い)を補う

生活リズムや習慣の工夫

夏至の時のオススメの生活リズムは?

夏至だけではなく、これからの時期は暑いので暑い時期にオススメな生活方法をご紹介していきます!

  • 子午觉(しごのう):夏至の時期は昼の熱が強いので、昼の軽い仮眠は養生に有効
  • 早寝早起き:陽のリズムに沿った生活をすることで身体のバランスをサポート 。
  • 軽い運動(太極拳・気功など):暑さに負担が大きくない程度に体を動かし、心地よい汗を あげて陰陽調整 。

まとめ

夏至は「陽が極まる日」であり、自然界の熱が体にも影響します。薬膳ではこの時期、

✅ 体内にこもる余熱をクールダウン
✅ 水分代謝を促し、潤いを補う
✅ 心(心臓/小腸)を安定させ、精神を整える

これらを意識した養生が基本です 。

たとえば、緑豆やスイカなど涼性の食材で熱を鎮め、菊花茶やミントティーを取り入れ、軽い仮眠や朝活で陽のリズムに同調。これにより、これから来る夏本番を健やかに乗り切る土台が整います。

今年の夏至は自然の恵みと向き合うチャンス。
薬膳の知恵を暮らしに取り入れて、暑さに負けない元気な日々を送りましょう!

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