子猫にオススメ!手作りごはんには黒ごまを追加?

猫は腎臓を悪くしてしまう子がどうしても多いです。そのため、薬膳では腎を補う食材としては、黒い食材が挙げられます!
その中でもオススメなのが黒ごま。できればすりゴマをオススメします!今回はQ and A方式でお答えしていきます!
猫が食べてはいけない食べ物についてはこちらをご参考ください
Q1:子猫に手作りごはんって大丈夫なの?

A:基本的にはOKですが、栄養バランスに注意が必要です。
特に子猫は成長期なので、タンパク質やカルシウム、ビタミンなどをしっかり摂取する必要があります。
獣医師に相談しながら進めるのが理想です。
Q2:黒ごまって猫に与えてもいいの?

A:少量ならOK。ただし「すりごま」にして与えるのがポイントです。
黒ごまは硬い殻で覆われているため、そのままでは消化しにくいです。すりごまやペーストにすれば、栄養吸収率がアップします。
黒ごまには肝臓機能を高める「ゴマリグナン」や、抗酸化ビタミンと言われる「セサミン」、さらに便秘改善に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。
Q3:黒ごまにはどんな薬膳的効能があるの?

A:黒ごまは「腎」を補い、毛艶・老化防止・免疫強化に効果があるとされています。
東洋医学では「腎」は生命力を司る臓器。黒ごまは腎を補い、精力を高め、毛並みや老化予防にも良いとされます。
さらには、免疫力の強化に効果があるとされている黒ごま。東洋医学では「腎」は生命力を司る臓器とされており、黒ごまはその「腎」を補う食材として知られています。
参考:猫はゴマを食べても大丈夫?与える際の注意点や効果について
Q4:どんな手作りごはんレシピがオススメ?
A:黒ごま入りの簡単レシピをご紹介します。
【黒ごまと鶏ささみのおじや風ごはん】(子猫用・1食分)
材料:
- 鶏ささみ 30g
- 白米(炊いたもの) 大さじ1
- すり黒ごま 小さじ1/4
- にんじん(すりおろし) 少量(小さじ1程度)
- 水 100ml
作り方:
- 鶏ささみは茹でて細かく裂く。
- 鍋に水・白米・にんじん・ささみを入れて軽く煮る(5分ほど)。
- 火を止めて、粗熱が取れたらすり黒ごまを加えて混ぜる。
- 人肌に冷ましてから与える。
※完全な栄養食にはならないので、ドライフードなどと併用してください。
Q5:注意点はある?
A:アレルギーや与えすぎに注意。少量からスタートを。
ごまは脂質が多いため、過剰摂取は下痢や消化不良の原因に。はじめはごく少量(耳かき1杯程度)から始めて、様子を見ましょう。
まとめ
黒ごまは子猫の健康維持に役立つ薬膳食材のひとつ。
ただし与え方には工夫が必要です。毎日のごはんにほんの少し加えるだけでも、毛艶アップや免疫力のサポートが期待できるスーパーフード。もちろん私たちにも大事な食材です!愛猫の健康を願う手作りごはんに、ぜひ取り入れつつ、自分の健康を守るためにも食材としてプラスして食べて見てください。