レモンとはちみつと生姜で免疫力を高めよう！！
aoi@nekosuki
レモン、はちみつ、生姜は、古くから薬膳や伝統医学で活用されてきた食材です。
組み合わせることで、相乗効果が生まれます！
レモン、はちみつ、生姜の効果は？
- 風予防
- 消化促進
- 美肌
- 疲労回復 などなど
今回は、中医学（中国伝統医学）の視点から、それぞれの薬膳的効能と組み合わせた際のメリットを詳しく解説します。
レモンの薬膳的効能とは
1. 体を冷まし、気を巡らせる
中医学では、レモンは「涼性」に分類され、体の熱を冷ます作用があります。
特に、ストレスやイライラを和らげる「理気（りき）」の作用があり、気の巡りを改善することで、心を落ち着ける働きがあります。
2. 消化を助け、胃腸を整える
レモンの酸味は「生津（せいしん）」といって、唾液や消化液の分泌を促し、胃腸の働きを活性化させます。
特に、食欲不振や胃もたれを感じるときに効果的です。また、クエン酸が腸内環境を整え、便秘の予防にも役立ちます。
3. 免疫力向上と抗酸化作用
レモンに含まれるビタミンCは、免疫細胞を活性化させ、風邪やインフルエンザの予防に有効です。
また、抗酸化作用があり、紫外線ダメージやストレスによる肌の老化を防ぎます。
はちみつの薬膳的効能
1. 体を潤し、喉を守る
蜂蜜は「平性」の食品で、乾燥した体を潤す作用があります。
特に、喉の炎症や咳を鎮める効果があり、秋冬の乾燥する季節に適しています。
2. 胃腸を整え、便秘を改善する
蜂蜜は「脾（ひ）」と「胃（い）」の働きを助け、消化を促進する効果があります。
また、オリゴ糖が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善することで、便秘の予防にもなります。
3. 疲労回復とエネルギー補給
蜂蜜の糖分は素早くエネルギーに変換されるため、疲労回復に効果的です。
特に、スポーツ後や仕事の合間に摂取すると、集中力を維持しやすくなります。
生姜の薬膳的効能
1. 体を温め、血行を促進する
生姜は「温性」に分類され、体を温める作用があります。
特に、冷え性や寒さによる体調不良の改善に効果的です。
2. 消化を助け、胃腸を活性化する
生姜は「健脾（けんぴ）」作用があり、脾と胃の働きを助けるため、消化を促進し、胃もたれや食欲不振を改善します。また、生姜に含まれるショウガオールやジンゲロールは、胃の粘膜を保護し、消化をスムーズにします。
3. 免疫力を高め、風邪を予防する
生姜には強力な抗炎症作用があり、体の免疫機能を高める効果があります。
特に、寒気を感じたときや、風邪の引き始めに生姜を摂取すると、体を温めて症状を和らげることができます。
レモン・はちみつ・生姜の相乗効果
1. 免疫力向上と風邪予防
レモンのビタミンC、蜂蜜の抗菌作用、生姜の温め効果が組み合わさることで、免疫力が大幅に向上します。
特に、寒い季節は、風邪の予防や早期回復が期待できます。
2. 消化促進と胃腸の健康維持
レモンのクエン酸が胃の働きをサポートし、蜂蜜が腸内環境を整え、生姜が胃の動きを活発にすることで、消化機能が総合的に向上します。特に、食べ過ぎや消化不良を感じたときにおすすめです。
3. 体を温め、冷え性を改善する
生姜の温性作用と蜂蜜のエネルギー補給効果により、冷え性の改善や血行促進が期待できます。寒い季節には、ホットレモン蜂蜜生姜を飲むことで、体を芯から温めることができます。
4. 美肌とアンチエイジング
レモンの抗酸化作用と蜂蜜の保湿効果、生姜の血行促進作用が相乗効果を発揮し、肌のハリと透明感を向上させます。特に、肌の乾燥が気になるときにおすすめです。
レモン・はちみつ・生姜を活用したおすすめレシピ
1. ホットレモンはちみつ生姜湯
作り方:
- カップ1杯の温かいお湯（約200ml）に、レモン汁小さじ1、蜂蜜小さじ1、生姜すりおろし小さじ1を加える。
- よく混ぜて飲む。風邪予防や冷え性対策に最適。
2. レモン蜂蜜生姜シロップ
作り方:
- 薄切りにしたレモン1個、生姜スライス1片、蜂蜜200mlを瓶に入れる。
- 1日置いてから、お湯や炭酸水で割って飲む。
3. 生姜レモン蜂蜜ドレッシング
作り方:
- レモン汁大さじ1、蜂蜜小さじ1、生姜すりおろし小さじ1、オリーブオイル大さじ1、塩適量を混ぜる。
- サラダにかけて、美肌＆消化促進効果を狙う。
まとめ
レモン、蜂蜜、生姜は、それぞれ異なる薬膳的な効能を持ちつつ、組み合わせることで相乗効果を発揮します。免疫力向上、消化促進、冷え性改善、美肌など、多くの健康効果が期待できるため、日々の食生活に取り入れてみてください。
