寒い冬、風が強い日に。体を温める薬膳レシピでほっこりしませんか?

寒さが厳しい冬、特に風が強い日は、外に出るだけで体が芯から冷えてしまいますよね。
そんな日こそ、体を内側から温めてくれる薬膳ごはんを取り入れてみませんか?
私は普段から「冷え」を感じやすいので、寒い日はスープや温かい飲み物をよく作ります。特に生姜やなつめ、クコの実などを使った薬膳レシピは、冷えを和らげるだけでなく、風邪予防や乾燥対策にもなるのでとってもおすすめです。
「今日はもう一品、何か温かいものを作りたいな…」と思っている方に向けて、手軽に作れる寒い日にぴったりの薬膳レシピを紹介します!
ぽかぽか黒ごま生姜粥(体を温め&潤い補給)

寒い日の朝ごはんや、ちょっと体調を整えたいときにぴったりなのが「お粥」。
黒ごまは「腎」を補い、寒さによる体力低下を防ぐとされているので、冷えが気になる日におすすめです。生姜を加えることで、胃腸からしっかり温まりますよ。
材料(2人分)
- 白米:1/2カップ
- 黒ごま:大さじ2(すりごま推奨)
- 生姜:スライス2枚(すりおろしでもOK)
- 水:3カップ
- はちみつや塩(お好みで)
作り方
- 鍋に水と米を入れて弱火で煮る(約20分)
- とろみが出てきたら黒ごまと生姜を加え、さらに5分煮る
- お好みではちみつや塩で味を整える
ポイント: お粥は胃腸にやさしいので、冷えやすい日にはぴったり。黒ごまの香ばしさが食欲をそそります!
なつめとクコの実入り鶏スープ(血行促進&免疫アップ)

寒い日はスープが恋しくなりますよね。なつめ(棗)は「血」を補い、クコの実は目や肌を潤す働きがあるので、乾燥対策にも!鶏肉のうまみたっぷりのスープで、体をぽかぽかにしましょう。
材料(2〜3人分)
- 鶏もも肉:200g(骨付きの方がうまみUP)
- 棗(なつめ):3〜4個
- クコの実:大さじ1
- 長ねぎ:1/2本(斜め切り)
- しょうが:1片(スライス)
- 塩・こしょう:適量
- 水:4カップ
作り方
- 鍋に水、鶏肉、なつめ、しょうがを入れて弱火で30分煮る
- クコの実と長ねぎを加え、さらに10分煮る
- 塩・こしょうで味を整える
ポイント: 鶏肉のコラーゲンが溶け出したスープは、美容にも◎。風邪予防にもなるので、家族みんなで飲みたい一品!
しょうが入り甘酒(胃腸ケア&体ポカポカ)

甘酒は飲む点滴とも呼ばれてるのは有名かもしれません。発酵食品の力で免疫力UP&腸内環境を整えるのに役立ちます。そこに生姜を加えれば、さらに温め効果がUP!風が冷たい日にぜひ飲んでみてください。
材料(1人分)
- 甘酒(米麹タイプ):150ml
- しょうが:小さじ1(すりおろし)
- シナモン(お好みで):少々
作り方
- 鍋で甘酒を温める(沸騰させないよう注意)
- すりおろししょうがを加えて混ぜる
- お好みでシナモンをふりかける
ポイント: 寒い夜に飲むと、体がじんわり温まってリラックスできますよ♪
4. もう一品ほしいときに!簡単「にら玉スープ」
「スープを作ったけど、ちょっと物足りない…」
そんなときにサッと作れるのが、にら玉スープ!卵は「気」を補い、にらは冷えを防ぐ効果があるので、寒い日におすすめです。
材料(2人分)
- にら:1/2束(3cm幅に切る)
- 卵:1個
- だし(鶏がらスープや昆布だし):2カップ
- しょうゆ:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
作り方
- 鍋にだしを沸かし、しょうゆを加える
- にらを入れてサッと煮る(1分ほど)
- 溶き卵を回し入れ、火を止める
- 塩・こしょうで味を整えて完成!
ポイント: 忙しい日でもサッと作れる簡単レシピ。にらの香りが食欲をそそります♪
寒い日は体を温める薬膳ごはんを取り入れよう!
寒さと乾燥が気になる日は、「体を温める食材」+「潤いを補う食材」を意識すると、冬を元気に乗り切れます。少しだけ気を巡らせる食材も追加することで、体の気の流れも良くなりますよ!
✅ 温める食材: 生姜、鶏肉、黒ごま、にら、長ねぎ
✅ 潤いを補う食材: 黒ごま、なつめ、クコの実、卵
✅ 気を巡らせる食材:玉ねぎ、長ねぎ、みかん、そばなど
「今日は寒いな…」「あともう一品何か作りたい!」と思ったら、
ぜひ薬膳の力を取り入れて、体の中からぽかぽか温まりましょう!
あなたの冬の食卓に、ぜひ取り入れてみてくださいね!