体のだるいのは、寒暖差から?薬膳を取り入れてだるい、疲労を解消しよう!

寒暖差が激しくなる季節、特に春や秋には「だるい」「疲労感がある」と感じることが増えますよね。
家事や仕事で忙しい中、体調の不調を感じやすくなることも多いはず!
ですが、薬膳を取り入れることで、寒暖差によるだるさや疲れを軽減し、元気に過ごすことができます。
今回は、薬膳食材を活用した食事と、寒暖差を乗り越える過ごし方を紹介します。
寒暖差による「だるい」、「疲労」はなぜ起こるのか?
寒暖差による体調不良、特に「だるい」や「疲労」を感じるのは?
体が環境の変化に適応するためのエネルギーを消耗するから
気温の急激な変化は、体温調節機能をフル稼働させるため、体力を消耗し、疲れを感じやすくなります。
また、寒暖差により自律神経が乱れ、血行が悪化すると、だるさや肩こり、頭痛などの症状も現れることがあります
【参照元: Harvard Medical School】。

薬膳で体調管理!寒暖差の「だるい」「疲労」に効く食材とは?
薬膳では、季節や体調に合わせて食材を選ぶことが大切です。寒暖差による体調不良を解消するためには、体を温めたり、血行を促進したり、エネルギーを補充する食材を摂ることが効果的です。
オススメ食材
- 生姜
- 大根
- 枸杞
- レモングラス
- 黒ごま
- 生姜(しょうが)
生姜は体を温める代表的な食材です。寒い時期には特に効果的で、血行促進や新陳代謝を活発にします。また、消化を助ける作用もあり、食欲がない時にも最適です。 - 大根
大根は体を冷やす作用があると言われていますが、煮物などにすると体を内側から温め、消化を助ける働きもあります。特に消化不良や胃もたれを解消したいときにおすすめです。 - 枸杞(ゴジベリー)
枸杞は免疫力を高め、体のエネルギーを補う役割を持つ食材です。特に疲れやすい時期に取り入れると、体の中から元気をサポートしてくれます。 - レモングラス
レモングラスにはリラックス効果があり、気温の変化によるストレスを軽減します。また、消化を助ける働きもあり、だるさや疲れを感じる時に効果的です。 - 黒ごま
黒ごまは腎を補い、「滋養強壮」の食材としても知られています。エネルギー不足を感じているときに積極的に取り入れると、体力回復に役立ちます。

寒暖差による「だるい」「疲労」を解消する薬膳レシピ
- 生姜入りレモングラスの温かいお茶
材料(2人分):- 生姜(薄切り) 1片レモングラス(乾燥または新鮮) 1~2本はちみつ(お好みで) 小さじ1お湯 200ml
- 枸杞と大根のスープ
材料(2~3人分):- 枸杞(乾燥) 大さじ1大根 1/2本鶏ガラスープの素 小さじ1しょうが(薄切り) 1片水 600ml塩・胡椒 適量
- 大根を薄切りにし、しょうがを薄切りにします。
- 鍋に水を入れて沸かし、大根、しょうが、枸杞を加えます。
- 10分ほど煮込み、鶏ガラスープの素を加えてさらに煮ます。
- 塩・胡椒で味を整え、温かいスープとして提供します。
- 黒ごまと生姜の豚肉炒め 材料(2~3人分):
- 豚肉(肩ロースまたはバラ肉) 200g
- 黒ごま 大さじ2
- 生姜(千切り) 1片
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 豚肉を食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶします。
- フライパンにごま油を熱し、生姜を炒めます。
- 豚肉を加えて炒め、黒ごまを加えてさらに炒めます。
- 醤油とみりんを加え、全体に絡めたら完成です。
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寒暖差を乗り切る過ごし方
薬膳を取り入れた食事だけでなく、寒暖差によるだるさを解消するためには、生活習慣の改善も重要です。
生活習慣も見直そう!
- 温かい服装とこまめな水分補給 寒暖差が激しいときは、重ね着をして体温を調節しましょう。特に体が冷えやすい首元や足元を温めることで、だるさを軽減できます。
- 質の良い睡眠をとる 自律神経の乱れを防ぐために、規則正しい生活を心がけ、良質な睡眠をとりましょう。寝室の温度も調整し、快適に眠れる環境を作ることが大切です。
- 軽い運動を取り入れる 日中に軽い運動をすることで、血行が促進され、だるさを解消できます。ストレッチやウォーキングなど、無理なくできる運動を取り入れましょう。

まとめ
寒暖差によるだるさや疲れを感じやすい季節ですが、薬膳を取り入れることで、体の調子を整え、元気に過ごすことができます。ぜひ、紹介した食材やレシピを試して、寒暖差に負けず、元気な毎日を送りましょう!