恵方巻だけじゃない！節分を楽しく、健康的に！子育て中でも簡単！薬膳レシピ
aoi@nekosuki
節分といえば、「豆まき」や「恵方巻き」のイメージが強いですよね。忙しい子育て世代にとって、イベントを楽しむ余裕を作るのは簡単ではありません。
今回は、節分の伝統を取り入れつつ、簡単かつ健康的な薬膳メニューを取り入れて、家族全員が楽しめるレシピについてご紹介します。
中医学で見る節分の時期はどんな時期？
節分は冬から春への移り変わりを意味し、自然界のエネルギーが切り替わるタイミングです。中医学では「肝」の働きが強くなると考えられています。
「肝」はどんな働き？
「肝」は気の流れを司り、ストレスや疲れが溜まりやすい子育て世代にとって重要な臓器
肝のバランスを整えることで免疫力も高まります。春の花粉症時期の前に免疫力を高め、症状が軽減出来るように体をサポートするのも大切です！
簡単で楽しい！子ども問い一緒に節分を楽しもう
子どもと一緒に豆まき準備
大豆を可愛い紙袋に入れて、小さな鬼のイラストを描く遊びを取り入れましょう。子どもが飽きずに参加できる簡単なDIYアイデアです。
食事で「鬼退治」のストーリー
家族で恵方巻きを食べるとき、「これで鬼退治！」と家族で楽しみながら食べる工夫をするとより一段と子どもの思い出になるかもしれません。切らずに丸ごと食べるのは難しい場合、一口サイズにカットして食べやすくして食べましょう。
食事に簡単な薬膳を取り入れてみんなで健康に！
薬膳の知識を活かし、季節の変わり目に必要な「気」の巡りを良くする食材を使った料理をメニューに加えるだけで、特別感がアップします。
節分におすすめ！簡単薬膳メニューをご紹介！
「肝」をサポートする食材
- 黒豆: 豆まきで余ったものを使うと良い。腎を補い、体力をサポート。
- ほうれん草や小松菜: 緑の葉物は「肝」に良いとされる。
- にんじんやカボチャ: 気血を補い、免疫力アップに。
1. 鬼退治スープ（豆乳とほうれん草のスープ）
材料（4人分）
- ほうれん草: 1束
- 豆乳: 400ml
- 鶏ガラスープの素: 小さじ2
- 塩・胡椒: 適量
作り方
- ほうれん草を軽く茹でて、細かく刻む。
- 鍋に豆乳と鶏ガラスープの素を入れて火にかけ、温まったらほうれん草を加える。
- 塩・胡椒で味を調え、完成！
ポイント：豆乳は体を温める作用があり、ほうれん草は肝をサポートします。忙しい日でも10分で作れるのが魅力です。
2. 恵方巻き風ちらし寿司
材料（4人分）
- 白米: 2合
- 錦糸卵: 卵2個分
- サーモンやマグロなど刺身: 200g
- きゅうり: 1本
- 酢: 大さじ3
- 砂糖: 大さじ2
- 塩: 小さじ1
作り方
- ご飯を炊き、酢・砂糖・塩を混ぜて酢飯を作る。
- きゅうりを細切りにし、刺身も一口大に切る。
- 酢飯を皿に盛り、錦糸卵、刺身、きゅうりを彩りよくトッピング。
ポイント：子どもが巻き寿司を食べにくい場合は、ちらし寿司にすることで手間を省けます。刺身を焼き魚や鶏肉に変えてもOK
3. 黒豆とカボチャの甘煮
材料（4人分）
- 黒豆（節分で余ったもの）: 100g
- カボチャ: 200g
- 砂糖: 大さじ2
- 醤油: 小さじ1
- 水: 200ml
作り方
- カボチャを一口大に切り、黒豆と一緒に鍋に入れる。
- 水、砂糖、醤油を加えて中火で煮る。
- 水分が少なくなったら完成。
ポイント：今年の豆まきは黒豆で！黒豆とカボチャの甘味で子どもにも好評。冷蔵庫で保存すれば翌日のおやつにも便利です
節分の過ごし方！中医学上の注意点
節分の時期は乾燥もあり、寒さが激しいですよね。そのため体調を崩しやすいです。
まとめ
節分は、忙しい日々の中で家族で楽しめる大切なイベントです。薬膳の知識を取り入れることで、健康をサポートしつつ伝統を楽しく守ることができます。今年の節分は、簡単な工夫で鬼退治と健康を両立し、笑顔溢れる1日にしてみてはいかがでしょうか？
